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車中泊の場所
RVパーク マリンドリーム能生
能生漁港に隣接する道の駅マリンドリーム能生内にRVパークが設置されました。トイレ・水道・電源があり、有料ですがどうせなら料理などイベントとして車中泊も楽しみたいという方には適していると思います。 詳細は下記にてご覧ください。
能生漁港内
能生漁港内は基本的に関係者以外立入禁止の場所です。能生漁港の遊漁船をご利用になる目的以外での車中泊はご遠慮ください。また後述の『車中泊の注意』を事前によくご覧ください。
能生漁港内の漁協事務所裏手にある駐車場は遊漁船のお客様専用です。そこでの車中泊なら漁業者にも迷惑はかかりません。トイレも近くにあります。場所は下記にてご確認ください。
入浴
入浴は下記の3ヶ所がご利用いただけます。いずれも能生漁港から車で15分位です。休業日や営業時間にご注意の上ご利用ください。
車中泊の注意
車中泊をされる方は以下のご注意を事前によく読んでください。
- 漁業者は遊漁船よりも朝が早く暗い内から船のエンジン音などが聞こえてきます。また『車中泊の場所』にてご紹介した場所は国道の近くなので車の走行音が常時聞こえてきます。神経質な方はよく眠れない可能性があります。
- 漁港内は漁業者優先です。漁業者に迷惑がかからないようご配慮ください。
- 漁港内は気づきにくいような緩やかな勾配のある場所が所々あります。海へ落ちたりしないよう(実は時々起こります)駐車は確実にしてください。
- 冬の車中泊はオススメできません。寒いのもそうですが、降雪によりマフラー周辺が埋まり、知らない内に車内に一酸化炭素が充満することがあるからです。
- 漁港周辺にはすぐそばに民家もあります。夜間はお静かにお願いします。
車中泊の便利アイテム
マット
車内に長くフラットな床が作れる車なら、そこにマットを敷けばもう落ち着いて寝られます。アウトドア用のエアマットかまたは車中泊用のマットというのも販売されています。”車中泊マット”で検索してみてください。エアマットは携帯性に優れてていいですが安定性が悪くて寝心地が悪いと感じる方はウレタンの入ったマットもありますよ。
ネックピロー
車中に寝転べるフラットな床を作れない場合はシートをできるだけ倒して就寝することになります。 ところが中途半端な角度だと頭が安定しなくて寝にくいんですよね。
そこで活躍するのが首に巻く形で使うネックピローです。これだと首が安定していいです。 最近は100円ショップにも売ってたりしますが、小さいのが多いんです。 できればそれなりの価格帯(2千円位でも)のものを購入された方が快適だと思います。
ネックピローの他にも『トラベルピロー』で検索すると、色んな形状の車内・機内用枕が見つかりますよ。 袈裟懸けに取り付けて抱きまくらみたいな風に使うのとか、頭、腕、体を前に預けて使う枕とか面白いのがあります。 自分に合ったものを探してみましょう。
アイマスク
ちょっとでも明るさがあると寝れないという方にはアイマスクが必要です。これも100円ショップに売ってますね。 それでも使えないことはないです。ただ付け心地とか気になる方は旅行用のそれなりの価格帯のものを選びましょう。
毛布
毛布。季節によってはフリース製でもいいでしょう。逆に寒い時はシュラフという手もあります。
カーテン
街灯などの光を遮るため。またはプライベートを守るためにカーテンは便利です。あと釣行中の車上荒らしの防止にも役立ちますしね。”車中泊 カーテン”で検索するとヒットしますよ。車種によってはカーテンではなくその車専用に窓の形ピッタリに貼れるシェードタイプもあります。
快適な車中泊の装備例
ここではよく車中泊をされているお客様の装備を一例としてご紹介しますね。
ベッド
車内に長くフラットな床が作れない車だと、まずフラットな床をどうやって作るかが問題です。こちらのお客さんはデッキチェアを利用してホンダ:フィットの助手席側にフラットな床を作っています。

通常のデッキチェアは足が中央部の2ヶ所にしか付いていませんが、このデッキチェアは4ヶ所に足がついているのでどこに重心がかかっても安定させられるとのこと。 フィットの場合は一番頭の足だけを立てて(写真では一番奥)、残りの3本の足は折り曲げたまま使用するとフラットになって重心が崩れることもないそうです。
ベッドを使用していない時は写真のようなバーを予め車内上部に設置し、そこに載せて固定しているそうです。 ベッドを載せない時は竿などの釣り具の収納にも使えますね。

遮光
このお客さんは、車内すべての窓にプラダン(プラスティック・ダンボール。ホームセンターの建築資材コーナーにあります。PPプレートという名前でも売ってます。畳一枚分位の大きさで紙のダンボールのような中空で厚みのある構造になっています。)をはめ込んで完全に遮光しプライベートも確保しているそうです。
ホームセンターで買ってきたプラダンをハサミで窓の形に合うように切ります。 これだけだとわずかな隙間が生じるので、切り取ったプラダンの周囲全てに布製ガムテープで1cm程度の幅ののりしろのような帯を作ります。 この帯をつける事により、窓の枠に内側から隙間なくピッタリと摩擦だけではめ込めるようになるそうです。
車内用のカーテンも市販されていますが、どうしても隙間が出来てしまいます。より完全に遮光したかったり、プライバシーを完全に守ろうと思ったら、この方法はとても有用だと思います。