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釣行計画にご活用ください。
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WindyはAndroidブラウザに対応していません。 風の強さの単位はm/sに設定してください。予報モデルを選択できますが上越近辺の場合ECMWFの方が 能生周辺ですと、エリアは南東北か中部または |
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12~3月の新潟は雪が降る可能性がありますので、スタッドレスタイヤを装着の上お越し下さい。
気象予報サイトの予報精度について
最初に言ってしまいますが、100%当たる天気予報というのは現時点ではこの世に存在しません。 ましてや週間予報や週間予想気圧配置図など先々までの予報の場合、季節にもよりますが毎日チェックしていると頻繁に予報内容が変わるのがわかります。 参考までに上記の新潟気象台の天気予報ページから週間予報のページにリンクがあるのでそれを見ていただくと、『信頼度』と書いてあります。 これは『予報精度』のことでA~Cの3段階で表されています。気象のプロ中のプロが地域を新潟県に限定してさえも予報のブレはあり得るのです。
この予報のブレは季節の変わり目や冬季、前線が近い時など、要するに気象が不安定な時に大きくなりやすいです。 ひどい時は前日夜の予報が外れ、翌朝には違う予報に変わっているということもありました。
そのような前提をご理解いただいた上で、私が今まで見てきた中で現時点で最も上越地区の風の予報が当たりやすいのはwindyだと思います。 もちろんそれでも外れたり、予報が変化したりすることはありますが。 でも気象のプロでもないお客さんがいつ予約するかを判断するのに心強いツールだと思います。
船長が出港可否の判断をする時は、windyを含む複数の予報サイト、及び新潟気象台の天気予報、予想天気図を見た上で総合的に判断します。 よくお客さんから「波何mなら出られるの?」って聞かれますけどそんな単純な判断基準ではありません。 サイトごとの予報が外れる傾向や、もし予報が外れた場合最悪どういう外れ方があり得るか、そしてその時のリスクはどの程度か、 そういうことまで考えて判断しています。
出船可否の目安
風は、西~北西~北~北東の風に注意が必要です。 目安としてこれらの風向きで10m/s以上の風が吹く場合は出航できない可能性があります。 因みに能生近辺は南よりの風には非常に強く、近隣海域が荒れていても能生周辺だけは凪な事が多いです。 地形のせいなのでしょうね。
出港できないと判断した時に、お客さんからよく聞かれるのが、風が原因なのか?波が原因なのか?ということ。 多分ですが、風が何m以上、波が何m以上という基準がわかれば、自分でも出港可否判断ができると思われるのでしょうが、 実はそんなに単純な話ではありません。
予報で波が2.5mと言っていても出られる事はよくあります。 天気予報では波とうねりをあまり区別していないからなんです。 うねりというのは、風によってできた波が合成されてできた波長の長い波です。 風が吹いていなくても、遠くからうねりが寄せてくることはあります。うねりは波長が長いために、 船が揺れるというよりは単に船がゆっくり上下するだけであまり危険がありませんから、 風さえ収まっていれば少々うねりがあっても出港できる事が多いです。 しかし風があって波がたっている場合は、これはうねりではありませんから波長は短く波がとがっていて、 船は大きく揺さぶられ危険です。 そういう意味では、出港判断のためには、波よりも風に注目すべきということになるかも知れません。
しかし風だけ見ればいいかというとそれもまた違います。 例えば北西10mであれば大抵は中止しますが、南10mであれば出港する可能性はあります。 陸側からの風だと沿岸域は風が当たっている距離が短いので波はそう高くなりません。 相当の沖に出ればまた様子は違いますが、岸に近いところなら大丈夫な可能性があります。
冬季のお天気について
冬に出港できるパターン
冬は天気予報がころころ変わったりして、出航できそうな日を選ぼうとしても、なかなか読めないですよね。 出港した翌日に「えーっ昨日出れたの?行けばよかった(涙)」とお客さんから言われる事もしばしば…。 気象庁の天気予報を調べただけではわからない、隠れ凪の日もあったりします。 絶対とは言えませんが、出れる可能性のあるパターンをいくつかご紹介します。 予想天気図などを参考にしてみて下さい。
- 低気圧が西から近づいてきて南寄りの風になる時。冬の新潟はこういう時に天気がよく暖かくなる事が多いです。 但し低気圧があまり近すぎると、通り過ぎた後に冬型の気圧配置に変わり、 西風が強くなるので、早上がりになる可能性もあります。
- 移動性高気圧に覆われる時。これは一目瞭然ですね。天気もよくなりますし。
- 前日までシケていて、当日の波の高さは3mのち1mとか落ちていく予報は出られる可能性大です。 風さえ弱まれば波長の長いウネリが残るだけなので、そんなに釣り辛くもないです。
- 波の高さが2mのち2.5mというような予報の場合でも出られることがあります。 前日までシケていたものの夜の内に風が収まり、日中は凪で夕方になって風が吹き出すようなケースです。 つまり実態は2mのち1mのち2.5mという事で、2.5mになるのが遅いなら日中は全然問題ないわけです。 シケた後にすぐ次の低気圧が近づいてくるような時になりやすいです。
冬の天気予報は本当にコロコロ変わります。昼の予報と夕方の予報でガラリと内容が変わることも珍しくありません。 なので冬の出港可否の判断はできるだけ遅くしています。早くても夕方5時の予報を見て、または夜7時の予報を見て、という事になりやすいのでご理解ください。
雪の降り始めと終わり
能生近辺では11月から雪が振り始めます。但し年末近くなるまでは降る日も降る量も多くはありません。豪雪の年でもなければたまに少し降るだけです。 積雪で道が悪くなるということは滅多にありません。 但し遠方からお出でになる場合は県境や県外の峠でまとまった積雪がある可能性もありますので、高速の道路状況などをチェックしていただいた方がいいです。
春は3月くらいまで雪が降る可能性があります。でも3月になると11月同様に降る日も降る量も多くはありません。出港できる日も増えてきます。 但し峠付近の道路状況は見ておいたほうがいいです。高速の道路状況などをチェックしてください。
沖にも花粉は舞うのか?船釣りと花粉症
船長は花粉症持ちです。なので体感として花粉が舞っているかどうかわかります。 スギ花粉が舞う2月後半~ゴールデンウィーク位の時期はマダイ釣りが中心になりますが、マダイ釣りのポイントでは花粉が舞います。それも地上と大して遜色ない程度に(汗)。 但し北から西にかけての風向き、つまり海の方から吹いてくる風の時はかなり少なくて比較的楽になります。逆に南よりの風の時は花粉が多くて辛いです。
スギ花粉以外の花粉はどうなのか。またもっと沖のポイントまで花粉は届くのか。この辺りは私にはわかりません。
花粉症持ちのお客さんは沖でも対策を講じることをオススメします。船長はメガネをかけてるのでなるべくマスクはしたくありません。 普段メガネをかけなくてもサングラスをする人もおられるでしょう。 私は花粉の季節はイハダアレルスクリーンを常用しています。薬と併用すれば私の場合は大抵これで大丈夫です。 スプレータイプの方が若干効きがいいようです。