船釣りでのスミイカ釣りの仕掛けなど。

スミイカ(コウイカ)釣りのページ

スミイカ釣果写真画像

このページの目次

facebookシェアボタン ツイートボタン LINEシェアボタン
関連記事

スミイカ釣りの概要

スミイカの正式和名は『コウイカ』です。こうゆう丸では2月にスミイカ釣りをやっています。

スミイカは食味において個人的に私の一番好きなイカです。刺し身の歯ごたえは他のイカでは味わえません。

関連記事
ボタン:スミイカの食べ方:お客様からの情報のページへ

大体水深60m前後を攻めます。

どういう釣り方でやったら一番多くの人に喜んでいただけるか検討中です。 なので当面はその都度お客さんのご希望にそった釣り方でやってみようと思っています。 ご予約の際にご希望の釣り方をお知らせください。 基本的に、エギ、またはスッテでやろうかなと思っています。ティップラン、シャコテンヤ、鉛スッテ等もご相談ください。 実はスロージギングでも釣れます。 そもそもスミイカをやり始めたきっかけがスロージギングでアマダイを狙っていた時にスミイカ連発したことからなんです。

中オモリのエギ仕掛けとスッテ仕掛けに関しては竿とリールのレンタルが1セットづつあります。 どちらの仕掛けを使うか決めた上でご予約時にお申し込みください。

スミイカ釣りの仕掛け・道具

エギの仕掛け(中オモリあり)

竿はオモリ15号が使えれば、大体の竿が使えないことはないと思います。 が、できれば2m以内の短めで先調子で感度の良い竿が望ましいです。 あんまり柔らかすぎるとしゃくりにくいし、アワセがしっかり入りにくいと思います。 私は最初ティップランの竿を使っていて、半分以上バラしました。

リールは手巻きでも十分です。道糸はPE0.8~1号を最低100m以上。スピニングリールでも両軸リールでもOKです。

中オモリ15号、ハリス3号1.5m、エギは2.5号程度。カラーはオレンジ、ピンクなど。

スミイカ釣りのエギ仕掛け例

エギはスナップを使わずハリス直結にします。私はフリーノットで接続しています。 スナップはエギのバランスに影響を与える可能性があるので、極力使わない方がいいと思います。

エサ巻きのエギがいいことがあります。ササミは実績あり、他の餌はまだ未確認です。

スッテの仕掛け

オモリが一番下にあるため底付近にスッテがあることを把握しやすいので、 初心者の方に向いているかも知れません。

竿はオモリ40号が使えれば、大体の竿が使えると思います。あんまり柔らかすぎたりしない方がいいと思います。

リールは手巻きでも十分です。道糸はPE2号前後を最低100m以上。スピニングリールでも両軸リールでもOKです。

スミイカ釣りのスッテ仕掛け例

エサ巻きのスッテがいいことがあります。ササミは実績あり、他の餌はまだ未確認です。

スミイカ釣りの釣り方

エギ仕掛け(中オモリあり)の釣り方

スミイカは底付近にいますので、一旦仕掛けを底まで落とします。 着底したら中オモリを1mほど巻き上げます。1m前後が基本ですが、道糸があまり斜めにいくようならもっと下げてみてください。 ほんの50cm位がいいこともあります。

その状態でしゃくり始めます。しゃくり上げたらすぐに竿を下げます。 2.5号位のエギだと沈降速度が大体1mあたり5秒程度(製品差はある)です。 エギが沈み切るか、沈みきってしばらく待つかしたら、またしゃくります。 待っている間に竿先にアタリがあったらアワセます。 竿先にアタリが出なくても次のしゃくりでズシッという手応えがあることがあります。 乗ったら巻き始めます。しばらくしゃくって当たらなければ底を取り直してください。

シャクリ幅は1~1.5m程度を基本に、時々アピールを兼ねてもっと上げてみてもいいですし、 底付近で小さく揺らすような動きをしばらく続けてみてもいいです。

スッテ仕掛けの釣り方

オモリを着底させたら、少し浮かしてゆすってみたり、あるいはオモリを底につけたままシェイクしてみたり、 底を叩いてみたり、軽くしゃくってみたりして誘います。とにかく低めを探ってください。

時折空合わせを兼ねて大きめにしゃくります。乗っていればそこでズシッと手元に重みが来ますので、 そのまま巻き上げます。

意識して乗せの間も作ってみてください。そこで乗ればアタリが感じ取れます。

どの釣り方でも共通の注意事項

スミイカはイカの中でも身が硬い方なので、しっかりめにアワせるようにしてください。

スミイカは水中抵抗が大きく、気づかない内にカンナ(ハリ)が広がっていることがあります。 これだと乗りは悪いし、バレやすくもなります。時折チェックするようにしてください。

当たる時は複数の人に当たる事が多いので、誰かにヒットしたら特に注意しましょう。

スミに注意

スミイカのスミ(墨)は呼び名になる位なので、他のイカに比べて濃いです。直撃を受けないように注意してください。 スミがかかったらすぐに水で洗ってください。船にかかったら、乾く前に水で洗い流すようにお願いします。

エギにスミが付着していたら、歯ブラシのようなものでこすり落としてください。船にタワシが常備されているのでそれを使ってもいいです。

直接クーラーに入れるとスミでクーラーが汚れます。スミイカのスミは他のイカに比べて落ちにくいです。 袋を用意してその中に入れた上でクーラーに入れることをおすすめしますよ。

トゲに注意

スミイカの胴のてっぺんにトゲがあります。これは体内の甲(骨のようなもの)の一部が外に突き出たものです。 怪我をするといけません。 またイカを入れる袋に穴があくこともありますので、トゲは折っておいた方が無難でしょう。 プライヤーで折るか、ハサミで切ってください。

スミイカのトゲ写真画像

スミイカ釣りの動画

美味しくいただく

ボタン:スミイカ食べ方のページへ