船釣りでの船の流し方、操船の方法などについてご説明しています。

船の流し方について

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こうゆう丸での船の流し方

こうゆう丸での船の流し方は大まかに4種類あります。それらを釣り方や状況によって使い分けています。

  1. 船を立てて底潮に合わせて流す
  2. ドテラ流しで流す
  3. パラシュートアンカーを使って流す
  4. スクリューを回して前進させることで流す

それぞれについて、もう少し詳しくご説明していきましょう。

1.船を立てて底潮に合わせて流す

『船を立てる』というのは、船首を一定方向に向けるよう操船するという意味です。 舵とスクリューを使って船の流れ方を調整しながら、船の流れる向きと速度を底潮の流れる向きと速度に一致させるようにします。

コマセを使った釣りの場合は必ずこの流し方でやります。『お客さんお一人お一人が自分でまいたコマセを自分の仕掛けに同調させるため』です。 そのためには船が底潮とシンクロして流れなければいけないのです。底潮とシンクロさせるためには図のような操船を行います。

船を底潮にシンクロさせるためのベクトル計算の説明図画像

船長が何もしなければ、船は上潮に流されるベクトルと風に流されるベクトルの影響を受けて、底潮とは全然違う方向とスピードで流れていきます。 そのため、もう一つ、船をスクリューで前進させるベクトルを加えて、3つのベクトルの総和が底潮のベクトルに一致するように操船するのです。

この流し方では、二枚潮でもなければ基本的に道糸が垂直にまっすぐ立って釣りをすることになります。

スパンカーを使用して風上に向けて船を立てることが多いですが、そうでないこともしばしばあります。あえてスパンカーをたたむこともあります。 上の図でも、正面から風を受けるよりも少し右へ船首を向けていますね。

この流し方はもっとも基本的でもっとも頻繁に使うやり方ですが、欠点もあります。 ジギングやひとつテンヤ、タイラバなどのコマセを使わない釣りではスクリュー音で魚を散らしてしまうことがあります。

2.ドテラ流しで流す

ドテラ流しとは、あえて船を立てずに風を横から受けて、ほとんどほったらかしで流すやり方です。

ドテラ流しでの船の流れ方のベクトル計算の説明図画像

流れる方向を調整したい場合は、問題ない範囲でスクリューを回すこともあります。

いい加減な流し方に見えますが、メリットも多々あります。スクリューを回さないためそれによって魚が散ることがない。 潮が動いていなくても風さえあれば船を動かしていくことができる。船が横に流れやすいため、ミヨシからトモまで釣れる可能性が平均化されやすい。

逆にデメリットも当然あります。風が強ければ道糸が横に流れすぎて釣りにくい。 風が不安定であればどこへ流れるか予測できないのでピンポイントを攻めにくくなる。

この流し方は、ジギング、ひとつテンヤ、タイラバ、泳がせ五目、アマダイなどで使われることがあります。

3.パラシュートアンカーを使って流す

パラシュートアンカーを使って流す場合は、中層の潮(底潮と近いことがほとんどなので、ここでは底潮と同一と見なす)に沿って流れます。 ただし、上潮の流れと風の影響も、ドテラ流しほどではありませんが、少し受けるので完全に底潮とシンクロするわけではありません。 1番目の流し方と2番目の流し方をの中間的な位置づけになります。

パラシュートアンカーを使った場合の船の流れ方のベクトル計算の説明図画像

この流し方のメリットは次の通り。スクリューを回さないためそれによって魚が散ることがない。 それでいて道糸をある程度立てることができて、比較的軽い仕掛けでも釣りやすくなる。

もちろんデメリットも。パラシュートの出し入れに時間と手間がかかる。ドテラ流しより少ないとは言え、風や上潮の影響も受けるのでピンポイントを狙いにくい事がしばしばある。

この流し方は、ジギング、ひとつテンヤ、タイラバなどで使われることがあります。

4.スクリューを回して前進させることで流す

この流し方は、前述の3つの流し方ができない時にやむなく使います。 風も上潮も底潮もない、または風と潮が拮抗しているという状況では、船はまったく動きません。 それでもコマセ釣りならばラン&ガンでピンポイントを転々と探っていけばいいのですが、広く探る釣り(例えばアマダイなど)ではそれができません。 仕方なく、ちょっとづつスクリューを回して船を移動させていきます。

この流し方は、底潮と一致しないのでコマセを使った釣りには使えません。またスクリューを回すのにコマセは使わないので、それでも釣れる魚種にしか通用しません。 道糸が後ろに流れて釣りにくいし、ミヨシ側のお客さんが圧倒的に有利になります。

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