船釣りでのヒラメ釣りの道具・仕掛け、釣り方などを解説しています。

ヒラメ釣りのページ

ヒラメ釣りの釣果写真画像

釣り船(新潟上越能生漁港)こうゆう丸の”ヒラメ釣り”についてのページです。

こうゆう丸では5月上旬~中旬にヒラメ釣りをやっています。(ただし当面の間、GWと土日祝日は除く)

オマツリしなければカブラ・インチクや、ひとつテンヤ、ソフトルアーのキャスティング等もOKです。

ヒラメ釣りの道具・仕掛け・エサ

ヒラメ釣りの竿・リール

竿は6:4調子、50号位、2.5~3m位の竿。マダイ竿も使えます。食い込みのよい柔らかい竿がいいのですが、 さらに魚を浮かせるためにバット部分がしっかりしている方がよりいいです。

ライトタックルでもOKですが、ライトでショートな竿だとやりとりに慣れていない人は大きいヒラメの場合いいように暴れられてバレやすく、また苦労するでしょう。

水深が20~40m程度なので、リールは手巻きでも電動でもどちらでも構いません。

ヒラメ釣りの仕掛け

市販のヒラメ仕掛けでOK。

自作される人は、エダス6号80cm、捨て糸4号50cm、幹糸6号1m位で。ハリはチヌ針6~7号程度。親バリと孫バリ間は15cm程度。

オモリは50号。

ヒラメ釣りのエサ

活餌をお客様にてご準備ください。また活餌を生かしておくための大きめのクーラー、エアポンプをご用意ください。 大きめのクーラーは船でいくつか持っているので、必要な方はご予約ください。

活餌は、名立の徳市さんで購入できます。 事前に予約が必要です。アジかイワシになります。イワシは比較的弱って死にやすいのでご注意を。

活餌の必要量は30分に1匹位を基準に、それプラス余裕分を加味してください。

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ヒラメ釣りの釣り方

活餌にハリをかける

活餌が弱らないように注意してやりましょう。ハリを刺す作業はなるべく水の中で行います。

親バリは口の中から刺して上あごに抜きます。孫バリは背びれの後ろの辺りに浅く(ヒラメが食ったら外れやすいように)刺します。 親バリから孫バリまでのハリス部分は余裕を持たせて、活餌が泳ぎやすいようにしましょう。

ハリを刺し終わったら、活餌はバケツの水の中に入れて弱らないようにして、船長の合図を待ってください。

仕掛けを下ろす

船長の合図があったら、仕掛けを水中に入れ、海底まで下ろします。活餌がついていますから丁寧にそーっと入れてやります。

海底に着いたら、活餌が底から2m位を泳ぐようにリールを巻いてタナを調整します。2mというのはあくまで目安です。 もっともっと上で食う事もありますし、上で食うのは大型が多いです。

ヒラメは底にいるからと思い切りタナを下げる人もおられますが、往々にしてこれはよくありません。ヒラメは上の方は見やすいのですが、 自分の横の方は視界の端になって見難いのです。タナを下げると、たまたま偶然すぐ近くにいたヒラメしかかかりません。 タナを上に上げればより遠くのヒラメにもアピールできるのです。

アタリを待つ

時々底を取り直しながらアタリを待ちます。マメに底を取り直すと、根がかりしにくくなりますし、誘いにもなります。 でも活餌が付いていることを忘れずに優しくやってください。(仕掛けを上げる時も同様)

ゆっくり巻きあげてやったりして、やる気のあるヒラメにアピールしてみてもいいです。10m位上でも十分食ってきます。

アタリがあったら

アタリがあったら、魚に気付かれないように静かに竿を手に持ちます。魚に違和感を与えないように柔らかく持ちます。

ゴツゴツと当たってもすぐに合わせてはいけません。ハリがかりすると連続して引き込みハリを外そうともがきますので、 その状態まで待ちます。強いアタリであっても食い込んでいない事があるので、連続した引きこみを待ってください。

ガツンと合わせると空振りに終わることが多いです。ゆっくりと魚の重みを確認しながら竿の胴に乗せていってしっかり合わせてください。

合わせたら竿を立てたまま、基本はポンピングせずにリールを巻いてください。ただ大きいヒラメだとポンピングせずに上げるのは困難です。 そういう時はゆっくりポンピングして上げてきてください。

最後は必ずタモですくってもらってください。ヒラメはタモ取りを失敗しやすい魚ですから注意してください。 釣り人は魚を海面まで浮かせて、タモの方へ誘導するように。 なるべく大ダモを使用すること。