船酔いを予防する方法と、なってしまった時の対策について、ご説明しています。

船酔いの予防と対策

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釣行前日から船酔い予防は始まる

酔い止め薬

前日夜に酔い止め薬を飲んでおき、当日の乗船30分前にまた飲むといいようです(これについては念の為に説明書をよく読んで、問題ないことを確認してから実行してください)。 エスエス製薬の”アネロンニスキャップ”がよく効きます。漁師になる前は私も使ってて効果抜群でしたし、お客さんも愛用されてる方が多いです。 酔ってしまってからは薬はあまり効きません。事前に飲んでおきましょう。 因みに”エアスロートニスキャップ”という製品もあるのですが、 メーカーも成分もアネロンとまったく同じもののようです。

十分睡眠をとる

寝不足はよくないですから、前日は早めに寝て下さい。

と言っても釣りの前日って興奮して寝れないんですよね(笑)  船長もしばらくシケが続いて明日は久しぶりに出港というような時はなかなか寝付けないです。 そんな時に私がやっている事をご紹介しましょう。実際にやってみて一定の効果があり重宝している方法です。

まず何か一つ英単語を思い浮かべます。例えば『fishing』としましょう。 次はその最初の文字『f』から始まる英単語を10個思い浮かべます。別に10個じゃなくてもいいです。 適当な数でOKです。それができたら次の文字『i』から始まる英単語を10個思い浮かべます。 そうして最後の文字『g』までやります。それでも眠れなかったらまた別の英単語を思い浮かべます。 眠れるまで続けますが、でも私の場合は1つめの英単語でほとんどの場合眠ってしまいます。

これから眠ろうという時に頭を使ってどうするんだ!?と思いますよね。私も最初そう思いました。 でもダメで元々と思ってやってみたら効果があったんです。

仕掛けは多めに用意

仕掛けを手前マツリさせてしまい、下を向いて直していると酔いやすくなります。 仕掛けを予め多めに用意しておいて、簡単に直らない手前マツリはあきらめてすぐに仕掛け交換した方がいいでしょう。

服装

あまり体を締め付けるような服装にせず、ゆったりした服装を選んだ方が酔いにくいです。

乗船前の具体的な船酔い対策

食事の注意

人によりますが、一般的に空腹は酔いやすいので、軽く食べておいた方がいいかも知れません。 ただし、あまり脂っこいものや、消化の悪そうなものを食べるのは控えましょう。 食べ過ぎてもよくないです。 釣行中でも完全な空腹にはしないようこまめに何かつまんだ方がいいと思います。

乗船30分前位に酔い止め薬を再度飲んでおいてください。

釣り座の選択

波のない日ならさほど心配いりませんが、波のある日は船の前方の席(みよしと言う)はやめた方が無難です。 船中でも一番揺れが大きいからです。真ん中付近が一番揺れが少ないですよ。
ご参考:釣り座選択のポイント

釣行中でも船酔い対策はあります

気にしない事が一番

釣行中は、一所懸命釣りに集中したり、同行の方と楽しくおしゃべりしたりしましょう。 気にするとかえってよくないです。船酔いのことを忘れる位、楽しく過ごしましょう。

船に慣れると、船酔いのリスクは段々減ってきます。 何度も船に乗った経験のある方はもうだいぶ慣れているはず。 自信を持ってください。何故か自分は酔わないと思うと、酔いにくいのです。

これらは精神論のようで信憑性を疑われるかも知れませんが、私の経験上でも効果があると思います。 大漁の時は今まで酔っていた人でも元気になることが多いです(笑)

船酔いに効くつぼを押す

私が漁師なりたての時に、船酔いしないように時々ツボを押していました。 ”内関”と”労宮”というツボです。これが効いたのかわかりませんが、 仕事ができなくなるほど酔う事はありませんでした。ツボの位置は写真の通りです。

ツボ内関の位置写真画像:手首のシワの中央から指3本文ヒジ側。腕中央の2本の腱の間。 ツボ労宮の位置写真画像:手を握った時に中指の先が当たるとこと。

親指の腹のやや先端付近で、ピンポイントというよりもその付近一帯を、もみほぐすようにじわーっと数秒間押して離すを数回。 仕事中手が空いてて気が向いた時にだけやってました。

昔釣具屋さんに『酔い止めバンド』なるものが売ってたのを思い出します。 今もあるのか調べてみたら類似品がありました。やはり内関を刺激する仕組みになっています。

内関はなんとエスエス製薬のアネロンのサイトでも紹介されていました。 他にも乗り物酔いに効果のあるツボが紹介されているので、よろしければご覧ください。

船酔い防止メガネを使う

こうゆう丸では、船酔い防止・緩和効果のあるメガネ(製品名:ボーディングリング)を常備しています。 1つしかありませんが、よかったら活用ください。形状にもよりますがメガネの上からでもかけられます。

今までお客さんに使っていただいた感じでは、個人差はありますが酔いそうな時や、酔い始めた時にかけると楽になります。 普通に釣りができるようになる方が多いです。 一旦回復したらあとはボーディングリングを外しても大丈夫という方もおられます。この方はもう自分で購入されて愛用しています。

ただし、船酔いの症状がひどくなる前にかけた方がいいようです。 ボーディングリングは視覚に働きかけて酔わないようにするものなので、 寝転んでしまって目を開けることが少ないようだと多少の改善は見られても釣りができるようにはならない事が多いです。 不安を感じたら早めに船長に言ってください。酔う前に最初からかけていただいても全然構いません。

ボーディングリングは今現在入手できません。フランスのベンチャーが開発したものですが、 今は自動車メーカーのシトロエンに特許が移ったらしく、 似たデザインの同種商品『SEETROEN』(ダジャレ?笑)がそこから発売されています。

デザインのせいで何だかジョークグッズのようにも見えますが、科学的な根拠に基づいたちゃんとした製品です。

船酔いしてしまったら

無理せず、休んでください。少し眠ると回復することがあります。休む時は必ず仕掛けを上げてください。知らない内に青物がかかったりしたら周りに迷惑がかかりますからね。

船中央の氷用クーラーボックス周辺が揺れがもっとも少ないのでそちらに移動して休憩いただいてもいいです。

嘔吐してしまう時は、こまめに水分を補給してください。

唐辛子をかじると回復することがあります。お客さんが実際にやってみて効果がありました。 でも当然すごく辛いですから思いっきりかじらず、ちょっとづつにしてくださいね。

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