船釣りでのコマセマダイ釣りにおける大物狙いについて考察してみました。

大鯛についての考察

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多くの人が大鯛を釣りたくて船でマダイ釣りをするのだと思います。ここでは大鯛について考察してみました。 最初に言ってしまいますが、大鯛を選んで釣る方法なんて私が教えてもらいたいくらいです。正直わかりません。 が、何かしらのヒントになればと思って思いつくままに書いてみました。その程度のエッセイだと思って読んでください。 なおこの記事では5kg以上を大鯛としてイメージしています。

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大鯛が出る時期とは

今までの経験で比較的大鯛が出るのは、のっ込み時期から秋にかけてです。 他の時期も可能性はありますが、一段落ちるように思います。

のっ込み時期は当然と言えば当然ですが、話はそう簡単でもありません。のっ込みの盛期は1~3kg位のが数多くいるためです。 大きな群れに混じって大鯛も存在しているであろう確率は非常に高いのですが、それを選んで釣るとなるとそう思うようにはいかないわけです。 なので、のっ込みシーズン序盤とか終盤とかに大鯛が出ることがしばしばあります。 その序盤、終盤と言うのも、上越地区全体を見たのっ込みシーズンの序盤、終盤と言うよりは個々のポイントのそれを意味します。 のっ込みの場所は1シーズンの中でも徐々に移り変わる事が多く、どの場所になるかも年によって違います。なので事前にこの時期がベストだと予想することはできません。

夏も意外に侮れません。真夏となると苦戦することもあるのですが、実はそんな時にポツリと大鯛も出てるんですね。

秋も小型が多いかと思いきや、その中にポツリと大鯛が混じることがあります。

また夏から秋にかけては、4kg以上の大きいサイズで構成される群れがみつかることがあります。 数日連続して同じポイントで型のいいのが出たり、一日に同じポイントで数枚型のいいのが出たりすることがあります。その中に大鯛が含まれることもあるのです。

大鯛は浮いているのか

よく『大鯛は浮いている』という話を聞きます。そのため、大物を狙うために他の人よりもタナを上げたり、仕掛けを軽くしたりする方もよくおられます。 ですが、私はその話がいつも通用するかと言うとちょっと懐疑的(否定的ではありません)です。

『大鯛は浮いている』という話について、仮に水中映像でマダイの群れを見てそれを根拠に大きいのは上にいるんだと考えたとします。 ここで問題になるのは、釣り船がいない状況での群れの様子と、釣り船がいて釣りをしている状況での群れの様子は違うであろうということです。

お客さんからは見えにくい部分ですが、マダイは船のスクリュー音やビシの動きに割りと敏感な魚です。それらを嫌がることは結構あります。 コマセマダイ釣りは、コマセを撒くことでそういうマダイを何とか船下に集め釣りを成立させているわけです。 となると、臆病であるが故に大きくなるまで生き延びたであろう大鯛が、釣り船がいない状況といる状況で同じ行動をとるかどうかにちょっと疑問を感じるわけです。

また、『大鯛は浮いている』という話について、実際にタナを上げてみたら釣れたという実体験が根拠になっているケースについて考えて見ます。 そこで私がふと疑問に思うのは、その時のタナは元々どの位だったのかということです。

のっ込み時期のマダイは産卵を意識してか最初から中層~表層に浮いていることが多いです。こういうマダイに対してタナを低めにとっていたらどうなるでしょう。 状況にもよりますが、ビシによるプレッシャーによって釣れにくかったり、釣れるのが小型ばかりという事もあり得ると思います。 そこで全員でタナを上げてみたら型のいいのが釣れる事もあるでしょう。 あるいは軽い仕掛けで付け餌を潮に乗せてふかせたら船の横で浮いていた型のいいのが来たという事もあるでしょう。 そういうケースならタナ上を意識したら大きいのが釣れたという事は十分ある話だと思います。

では船長が初めから高いタナを指示していたらどうなるでしょう。実際上越地区では指示ダナを高めに設定している事が多いと思います。 でも高ければ高いほどいいわけじゃなくて、全員であんまりタナを上げすぎると型が小さくなってしまう事もあります。 また元々指示ダナが高い時に一人だけさらに上げている場合、成功することもなくはないのですが、逆に他の人が釣れてもその人だけは当たらないという事も多々あります。 タナを上げることによって、ビシを嫌って船下に入らなかった大型が船下に入るようになる事もあります。 船下に入った大型は底付近でフラフラしていることもあれば、その内にゆっくり浮上してくることもあります。 この船下にいる大型のマダイを攻める時にタナを上げていたり、軽い仕掛けでふかせたりするとかえって不利になるケースもあるのです。

私が普段の経験から感じるのは、大きいマダイは船の横に浮いていることもあれば、底付近でフラフラして浮いてこないこともあれば、船下の中層を悠々と泳いでいることもあれば、 とにかく一定ではありません。結局のところ、大型のマダイがどこにいるのかは、その時の指示ダナやその時の活性などによって違ってくると思います。 『大鯛は浮いている』という話はまったく間違ったものとは思いませんが、いついかなるときにも通じるものではないように思います。

仕掛けや釣り方について

『大鯛を釣るには置き竿がいい』という話について考えてみます。これは私もある程度の信憑性を感じています。ですが絶対にか、と言うとそうでもありません。 実際、誘って釣れた大鯛も割合としては少なくないのです。恐らくですが、大事なのは誘いすぎないことではないかなと思っています。 誘って大鯛を釣った人は、今までのところほとんどが繊細な誘いをする人です。置き竿がいいと言うよりは、雑に誘いまくると大鯛は嫌がる、という事なのかも知れません。

次は『軽い仕掛けがいい』という話について考えてみます。 『軽い仕掛け』という言葉には、ナチュラルに付け餌を漂わせるということと、船の下ではなく横を狙うという意味合いがあります。 ナチュラルに付け餌を漂わせるという点においては大鯛に対して効果があるかも知れません。 実際重い仕掛けであるビシマテーパー仕掛けなどは他の仕掛けに比べて型が小さめになりやすいことが時々あります。(絶対ではありません。大鯛が出たこともありますから。) ただし、大前提として大鯛のいるところで付け餌が漂わなければいけないわけで、船の下ではなく横を狙うという点がその場の状況に適合しているかどうかはわかりません。 これは前章の『大鯛は浮いているのか』に書いた通りです。なのでやはり、軽ければいいと言うことではなくて、その時の状況次第で仕掛けを調整していくしかないのかなと思われます。

大鯛が当たってもとれなければ意味がない

大鯛はその引きの強さなどから、もっと小さめのマダイに比べると当たっても取りにくいです。 サルカンやハリ結びが甘くて抜けたり、ハリスが切られたり、ハリがかりが悪くてすっぽ抜けたり、理由は様々ですがとにかくバレやすさは通常より高まります。

仕掛けが抜けたり、切れたりというのは、仕掛け作成技術やドラグ調整知識・経験が足りないケースが多いです。

あと、大鯛はそう簡単には浮いてくれないのですが、それを何とかしようとして無理に巻き上げようとしてバレるケースもあります。 ファイトの方法について知識・経験が足りないということです。

大鯛なんてそうそう簡単に当るものじゃないのですから、経験が少ないというのは当然だと思います。でも事前に勉強しておくことでそれをカバーすることもできます。 よかったら下記の関連記事も参考にしてみてください。

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