船釣りで仕掛けを海中に投入する際に起こりがちなトラブルとその対処法を解説。

仕掛けを投入する時のトラブル対処法

このページの目次

こうゆう丸のいいトコロ
ボタン:こうゆう丸のホームページは役立つ記事がいっぱいへ ボタン:こうゆう丸は座席間隔が広いへ div id="rss-blog">

釣り船こうゆう丸の釣り情報2

仕掛けがスムーズに落ちていかない

リールのクラッチを切って、仕掛けを海に入れた、さあ釣るぞと思ったら、 仕掛けが落下していかない・もしくはとてもゆっくりにしか落ちていかない。 初心者の方にはよくある事です。原因がわかればたわいもない事なのですが、 大抵の方はよくわからずにリールの故障を疑ってしまいます。

道糸が竿に絡んでいないか

道糸が竿に絡んでいないか、チェックしてみてください。特に竿の先端に絡んでいる時は、 パッと見でもわかりにくいのでよ~く見てみてください。 絡んでいてもゆっくりと仕掛けが落ちていく事もありますが、これを放置すると 道糸の摩擦で竿の先端が傷んでしまいます。最悪折れる事もありますので、おかしいと思ったらすぐにチェックしましょう。

関連記事
ボタン:道糸が竿に絡む、糸絡みを防ぐへ

仕掛けがどこかに引っ掛かっていないか

仕掛けがどこかに引っ掛かっていないかチェックしてみてください。よくあるのはハリが船べりに引っ掛かっていたり、 コマセ用のバケツやバケツの金具に引っ掛かっているケース。 全然落ちて行かないので、リールから手で道糸を引き出す方もおられますが、 それをやるとたるんだ道糸が船のスクリューに巻き込まれる可能性がありますのでご注意を。

仕掛けが落ちる時にリールが勢い良く回って道糸がグシャグシャになってしまう

いわゆるバックラッシュという現象です。波がある時に起きやすくなります。 原因と対策は関連記事の方で詳しく説明しています。

関連記事
ボタン:船釣りでのバックラッシュを防ぐへ

仕掛けが絡んでしまう

初心者の方は投入の途中で仕掛けが絡まってしまうこともあります。自分の仕掛けだけで絡むことを「手前マツリ」と言います。

マダイ仕掛けの場合

マダイ釣りの仕掛けは10m以上あるので、コツを知らないと絡みやすいです。絡んでしまった場合は…

  1. 仕掛けを軽く振ってみてください。軽い絡みならこれで直ります。
  2. 振っても直らない場合は、まずリールのクラッチをつないでそれ以上道糸が出ないようにしてください。 そしてロッドキーパーに仕掛けを巻き付けて固定する場所があるのでそこに固定して、両手を使えるようにします。 両手で絡みを直してください。

しかし、そもそもコツを知っていれば、手前マツリはそんなに起きません。コツについては関連記事をご覧ください。

関連記事
ボタン:マダイの仕掛けを絡ませない方法へ

ウイリー仕掛け(フカセ五目)の場合

ウイリーはハリが多い分、絡みやすくなります。マグネットのシート(100円ショップで十分)を船べりに置いておき、 仕掛けを船上に上げている時はそこにハリをくっつけておけば絡みにくくなります。

ハリを手に刺してしまう

特にマダイ釣りでは、ビシから先に投入して落としながらハリスを入れていき最後に付け餌を刺したハリを投入します。このハリを投入する時に手に刺してしまうことがあります。 ビシの重みがかかってしまいますから痛いです。これを防ぐには2つの方法があります。

長さに余裕を持って手を離す

ビシを落としながらハリスを入れていく時に、ハリのギリギリそばまで手に持っていたのではどうしても刺さりやすくなってしまいます。 船長はハリの1m以上手前でもうハリを船べりより外に出して手を離してしまいます。これ位余裕を持っていれば手には刺さりません。

途中でリールのクラッチをつなぐ

ハリスが仮に12mだとしたら、リールのカウンタが10m位までいったら一旦クラッチをつないでビシの落下を止めてしまいます。 その状態でハリまで全部投入すればビシの重みがかからないのでハリは手に刺さりません。ハリまで投入し終えたら改めてクラッチを切りビシをタナまで落とせばいいのです。

関連記事
ボタン:初心者のための船釣りの釣り方へ ボタン:道糸が竿に絡む、糸絡みを防ぐへ ボタン:船釣りでのバックラッシュを防ぐへ ボタン:マダイの仕掛けを絡ませない方法へ