能生漁港で水揚げされる地魚の中でも、船長が特に美味しいと思うものをピックアップしてご紹介します。 お土産におすすめです。アンコウ、ノドグロ(アカムツ)、沖メバル、ハタハタ、メギス、甘エビ、メダイ、 アマダイ、ベニズワイガニ、ドロエビ、アカガレイ、タチウオ、サワラ、ソウハチ等。

能生のおいしい地魚図鑑

このページの目次

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アンコウ

こんな魚

アンコウ写真画像

能生での
呼び名と
(正式名称)

アンコウ

特徴と
おいしい
食べ方

写真はお腹が上になっちゃってますけど、姿形は皆さんおなじみだと思います。

アンコウと言えば、やはり濃厚な旨みのキモがたっぷり入ったアンコウ鍋(汁)で決まりですね! キモのほかにも、ゼラチン質のところを吸いながら食べるのも至福のひと時です(笑) 作り方は色々ありますが、能生では他の食材を一切入れずにアンコウだけで作る事が多いです。 キモは溶かさずに耳の半分位の大きさに切って具として使います。やや濃い目の味噌仕立てです。 もちろんお好みの野菜などを入れたても美味しいですよ。

背骨が柔らかくて包丁で切れますし、案外自分でも捌けますから、丸ごと買って家族で鍋をつつくのもいいと思います。 キモが文字通り肝ですからキモの大きい大型を選んでください。小さいのはキモも小さいです。 お腹が黒くすすけたようになっている個体がオススメです。

捌き方がわからない方は魚屋さんに頼めば鍋用に切ってくれると思いますし、予め捌いてあるパックも売ってることが多いです。 試しに一回鍋をやってみて下さい。毎年の恒例になると思います。

季節

12~3月頃

食べたい
方は

  • マリンドリーム能生の魚屋さんで購入してお家でお料理。
  • 能生・糸魚川の飲食店で食べられるかも知れません。魚があるかどうか事前確認要です。
  • 毎年冬に開催される「糸魚川荒波あんこう祭」にてあんこう汁が販売されます。 またはその祭期間中、祭に参加している飲食店や宿であんこう料理を楽しめます。
  • 姫川温泉ホテル國富さんでは冬に「アンコウ吊し切り実演」や「日帰り入浴+アンコウ汁パック」をやってますよ。

アカムツ

こんな魚

ノドグロ(アカムツ)写真画像

能生での
呼び名と
(正式名称)

ノドグロ(アカムツ)

特徴と
おいしい
食べ方

釣りをしない方には馴染みがないと思いますが、その美味しさは『白身のトロ』と表現されることも。 私も以前は知らなかったんですが、初めて食べた時「こんなに旨い魚があったのか!」とホントに驚きました。 知人が遊びに来てくれた時に食べていただいたら大絶賛で、帰りにお土産に買っていかれました(笑)

お刺身か塩焼きがオススメです。どちらも美味しいです。お刺身にする時は皮はむかないで下さい。 それと腹骨の部分はもったいないので捨てずに細かく叩いて食すとこれも美味しいです。

数獲れない希少な魚なので少々値段は高いですが、味はそれに見合ったものです。

季節

9~10月頃

食べたい
方は

セイカイ

こんな魚

セイカイ(沖メバル、ウスメバル)写真画像

能生での
呼び名と
(正式名称)

セイカイ、オキメバル(ウスメバル)

特徴と
おいしい
食べ方

これも釣りをしない方には馴染みがないと思いますが、脂の乗った美味しい魚です。 ノドグロ同様に遠方から知人がいらした時に私がお土産にプッシュしている魚です。

塩焼きが断然オススメです。食べた後残った頭と骨をお椀に入れ熱いお湯をかけて、 塩や醤油等でちょっと味付けするとこれまた美味しいお吸い物になります。お試しあれ。

季節

2~4月頃

食べたい
方は

ハタハタ

こんな魚

ハタハタ写真画像

能生での
呼び名と
(正式名称)

ハタハタ

特徴と
おいしい
食べ方

これはみなさんご存知でしょう。秋田が有名ですが能生でも獲れます。脂の乗った美味しい魚です。 ウロコがないしサンマみたいに内臓も食べられる(たまにハタハタに食べられた極小のアミエビが胃袋に入ってることがありますが、 気になる方は取り除いて下さい)ので料理が簡単です。

私は干物か塩焼きがオススメです。たまに漁師さんからいただく事があるんですが、さっと洗って塩水に30分ほど漬けて、 ホームセンターで買った干し網を使い、冬の冷たい風に当てて干します。これは酒の肴に最高だと思います。 そんなに高くもないし、個人的にはもっともっとメジャーになってもいいと思うんですよね。 あとは唐揚げ、南蛮漬け、煮付け、鍋なども美味しいですよ。あまり聞きませんがつみれ汁/つみれ鍋も実は美味しいです。

マリンドリームでは干物でも売ってますよ。

季節

12~3月頃

食べたい
方は

メギス

こんな魚

メギス(ニギス)写真画像

能生での
呼び名と
(正式名称)

メギス(ニギス)

特徴と
おいしい
食べ方

この魚は年中脂が乗ってて美味しいんですよね。しかもリーズナブルで買いやすいです。 能生の家庭ではとてもポピュラーな魚でまさに故郷の味です。

干物や塩焼きも美味しいんですが、私は何と言ってもツミレが強力プッシュです。 頭と内臓、ウロコをとります。ウロコは洗うときにかき回すだけでもとれますし、頭と内臓も手で簡単にとれます。 すりつぶして、酒、味噌、卵、小麦粉を入れてよく混ぜ、食べやすい大きさにします。 油で揚げて、大根おろしと一緒に食べてみて下さい。旨いですよ~。また鍋や汁に入れても美味しいです。 ツミレから美味しい出汁が出て、最後に雑炊なんか作ったら幸せ~って感じですよ。

季節

周年(7~8月の禁漁期間を除く)

食べたい
方は

甘エビ

こんな魚

南蛮エビ(甘エビ)写真画像

能生での
呼び名と
(正式名称)

南蛮エビ、甘エビ(ホッコクアカエビ)

特徴と
おいしい
食べ方

甘エビの獲れたてって、写真のように透き通ったキレイな赤なんですよ。新鮮さの証です。

やっぱりこれはお刺身ですね。身だけではなく、取った頭を口で吸うとこれも美味しいです。また頭は味噌汁の出汁に使ったり素揚げにしておつまみにもできます。

糸魚川産の甘エビは日本最高峰!ということで ”南蛮1エビ”のブランド化を推進しています。 こちらで飲食店の紹介などもしています。

季節

12~4月

食べたい
方は

メダイ

こんな魚

メダイ写真画像

能生での
呼び名と
(正式名称)

メダイ

特徴と
おいしい
食べ方

冬の上越で獲れるメダイは脂ノリノリで絶品です。 こうゆう丸ではマダイそっちのけでメダイを狙うお客さんがおられるのも頷けます。 今まで食べた魚の刺身で最も美味しいと言って下さった方もおられます。

何でも美味しいですが、お刺身、煮付け、しゃぶしゃぶ等が特にオススメです。 他の食べ方は「メダイの料理・食べ方」をご覧下さい。

季節

1~3月

食べたい
方は

アマダイ

こんな魚

アマダイ写真画像

能生での
呼び名と
(正式名称)

アマダイ

特徴と
おいしい
食べ方

外見が美しい魚ですが、中味も上品な脂が乗った美味しい魚です。

干物は絶品です。他には酒蒸し、味噌漬け等が美味しいです。 他の食べ方は「アマダイの料理・食べ方」をご覧下さい。

季節

8~2月

食べたい
方は

ベニズワイガニ

こんな魚

ベニズワイガニ写真画像

能生での
呼び名と
(正式名称)

ベニズワイガニ

特徴と
おいしい
食べ方

身ももちろん美味しいですが、私はやっぱり味噌が好きですね~。ズワイみたいにめちゃ高価ではなくて買いやすいのも嬉しいです。 マリンドリームで茹でたのを売ってますから、買ってそのまま食べられます。

私は味噌汁も好きです。足はもちろんですが、お腹の中の味噌や紅白のビラビラしたやつを全部かきだして入れてやると、 ホント美味しいですよ。

季節

周年(1~2月の禁漁期間を除く)

食べたい
方は

ドロエビ

こんな魚

ドロエビ写真画像

能生での
呼び名と
(正式名称)

ドロエビ(クロザコエビ)
魚屋さんでは茶エビという名前で売られてもいます。

特徴と
おいしい
食べ方

もうちょっといい呼び名をつければいいのになぁと思うんですが…でも美味しいんです(笑)独特の濃い甘みがいいんですよね。 そんなに漁獲は多くないので、あまり市場に出回らないんでしょう、知名度はイマイチですが、知る人ぞ知る…というやつです。

軽く塩を振って焼いて食べてみて下さい。焼いた方が甘みが増して美味しいです。 香ばしさとのコントラストがたまりませんよ。私は頭から殻ごとバリバリいきます。

こうゆう丸のお客さんにも徐々に浸透してきて、時々「今ドロエビ獲れてる?」って聞かれることがあります。

季節

周年(7~8月の禁漁期間を除く)

食べたい
方は

アカガレイ

こんな魚

アカガレイ写真画像

能生での
呼び名と
(正式名称)

アカアサバ(アカガレイ)

特徴と
おいしい
食べ方

あまり馴染みがないかも知れませんが、高級料亭で出てきそうな上品な甘さが特徴の美味しい魚です。

何といっても煮付けが一番です。細かいウロコを包丁でこそぎ落とし、お腹の柔らかいところに切れ目を入れて内臓を出し、 食べやすい大きさに切って、煮付けて下さい。

季節

12~2月

食べたい
方は

太刀魚

こんな魚

タチウオ写真画像

能生での
呼び名と
(正式名称)

カタナ(タチウオ)

特徴と
おいしい
食べ方

これは皆さんご存知ですね。引きが強くて釣り味もいいんですが、お客さんの目的は「食べたい!」が一番です。 一度でも釣って食べていただいたら、絶対来年も釣りたくなります(笑)

表面のキラキラを包丁でこそぎ落としたら、ぶつ切りにして塩焼。脂が乗ってホクホクした白身がたまりません。絶品ですよ。 他の食べ方は「タチウオの料理・食べ方」をご覧下さい。

季節

7~8月

食べたい
方は

サワラ

こんな魚

サワラ写真画像

能生での
呼び名と
(正式名称)

サワラ

特徴と
おいしい
食べ方

近年増えてきました。冬の2~3kg位の大きさが美味しいです。釣れるといいお土産になるのでお客さんは喜んでくれます。 ご家族から「サワラ」をご指名されるお客さんもおられるようですね。

やはり味噌漬けが一番おすすめです。

季節

11~1月

食べたい
方は

シロカレイ

こんな魚

ソウハチガレイ写真画像

能生での
呼び名と
(正式名称)

シロアサバ、シロカレイ(ソウハチ)

特徴と
おいしい
食べ方

リーズナブルながら、脂ののった美味しい魚です。太刀魚が好きな方はこれも気に入っていただけると思います。 小型でも美味しいです。

細かいウロコを包丁でこそぎ落とし、お腹の柔らかいところに切れ目を入れて内臓を出し、塩を振って焼いてみて下さい。 脂がのって美味です。

季節

12~3月

食べたい
方は

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