船釣りでの太刀魚釣りの仕掛け、餌、ルアー(ジギング)、釣り方、食べ方・料理法などをご紹介しています。

太刀魚(タチウオ)のページ

タチウオ釣果写真画像

このページの目次

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太刀魚釣りの概要

こうゆう丸では夏季(6月下~8月前半位)に太刀魚釣りをやっています。 休日はポイントが混み合ってなかなか思い通りに攻められない事もあるので、できるだけ平日の釣行をオススメしますよ。

タチウオは細長い体から想像できない強い引きが楽しい魚です。いい時は入れ食いになる事も。

食味も脂がのった白身がホクホクで最高です。お客さんによると、ご家族の評判が一番いいのはタチウオみたいです(笑) 一度でも釣って、食べていただいた方はタチウオのリピーターになる可能性大!  七夕頃までの初期のタチウオは特に脂のノリがよくて地元の人も好みます。

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ジギングはとても簡単で釣れやすいので初心者におすすめです。ライトジギング貸竿あります。餌釣りの場合は非常にテクニカル!アタリを如何にしてとりどうやって食い込ませるか、腕の見せ所です。 餌釣り・ジギング同船でやっており、両方楽しむ方もおられます。

大変恐縮ですが、船長が体力ないため、タチウオの毎日出港はできません。中2日ほどの間隔をあけていただけますよう、よろしくお願いいたします。(かなり釣れてる時なら4時半位出港の変則便もご相談ください。これなら間隔あけなくてもできます。但し明るくなってからも釣れる見通しが必要なので、釣行日の1週間前からの受付となります。)

夏季はタチウオの産卵時期になります。資源保護のためにキープ匹数40匹までというルールを試行させていただいております。40匹に到達した時点で納竿をお願いします。こういう形のルールがベストなのか船長もまだ自信がないのですが、試行錯誤しながらベストな形を探っていきたいと思います。ご理解をお願いいたします。

こうゆう丸では座席の選択は先に予約されたお客さんから自由に選んでいただく形にしております。ですがタチウオだけは2016年より少しルールを変えます。 先に予約されたお客さんからという基本は変わりませんが、ジギングのお客さんは後方。餌釣りのお客さんは前方、両方やりたいお客さんは真ん中付近と分けさせていただきます。極力オマツリを防ぐためにご協力よろしくお願い致します。

2018年よりジギングでヒットしたタチウオを海面から船へ竿で抜き上げるのは危険なので禁止しております。ご協力お願いいたします。

タチウオ釣りのお客様からいただいた感想

昨日は楽しかったです、ありがとうございました。タチウオは、釣って楽しい、食べて美味しい、 午前中の釣行なので、暑い夏にはぴったりの釣り物だと思います。

太刀魚ジギングのタックル

竿・リールなど

竿はライトジギングロッド、バスロッド、短めの普通の餌釣り船竿(ライトタックル用でも60号位背負える竿なら問題ありません)などでOKです。ジグが動き過ぎない柔らかめの竿の方がいい事が多いです。 餌釣り用のライトタックルの竿でも50号以上乗せられる竿なら使えると思います。近海青物ジギングの竿でもやれない事はないのですが、ちょっとオーバーパワーで引きを楽しめないのと、ちょっと硬くてジグが動きすぎになりやすいです。

スピニングも使用可能ですが、ベイトリールの方がベターです。フォールのアタリをとりやすいですし、スピニングだと巻き上げスピードが早くなりがちでよくない事があります。細い道糸であれば普通の船釣り用リールでもOKです。暗い時間帯は水深カウンタがついてると便利です。電動リールはおすすめです。かかってから上に泳いでくるタチウオにも対応できてバレが少なくなるのと、たまに深いタナを攻めることがあるからです。1万円台のベイトリールでも十分釣りができます。

道糸は1~1.5号位。200m。

ジグ

ジグは100g程度。シルエット小さめがいい事もあるので80gとか60gも少し忍ばせておくといいかも。

比較的釣れている色は紫、赤金、オレンジ金、青ピンク、シルバー、チャートリュースなど。 暗い内はグロー系やチャートリュースなどの見やすいものが当たりやすいです。(グローはUVライトで蓄光した方がよい。)

因みにロングジグは青物やサワラにはいいですがタチウオは当たりにくいので短めの方がいいと思います。 よくわからない方はタチウオ用のジグを購入されたらいいと思います。タチウオ専用のジグは青物用に比べるとかなり安価なものが多いですよ。

フックはシングルなら2/0以上、トリプルなら#2以上のサイズです。

よく使われているジグは、ブランカタチ魚sp、団長ジグ、アンチョビミサイル、アンチョビメタル、オーシャンドミネーター、 太刀メタルショート、鏡牙など。でも活性が高ければ釣具屋さんで特価安売りされてるようなほんの安いジグでも何ら問題ありません。 ロストのあり得る釣りなので、そういうのも選択肢として十分有りだと思います。

ジグは一度使うともうボロボロになるのでレンタルはやっていません。お客様にてご準備お願いします。 一流メーカーで安いものだとダイワの鏡牙、メガバスのスラッシュビート、マリアのバイラバイラ、 あとタチウオ専用じゃないけどメジャークラフトのジグパラバーチカルショート辺りですよ。

ジグの接続

タチウオ仕掛け(ジギング)説明図

釣っている内に先端の太いリーダー(10号50cm)がタチウオに噛まれてボロボロになってきます。 マメに傷み具合をチェックして、ジグをロストする前に早めに交換しましょう。なのでリーダーの予備は必須です。

ワイヤーリーダーを使用するとジグはロストしなくなりますが確実に食いが落ちます。 でも釣れ盛っている時ならそれでも釣りにはなります。 使用するかどうかは状況を見て判断してください。

フックについて

フックのセッティング

ジグの上下両方につけた方が無難だと思います。 特にリア(下)フックがないと当っても乗らない事が多くて苦労しますよ。

フックの選択

タチウオジギング専用のフックが販売されているのでそれを購入してください。 青物ジギングやショアジギング用のフック、あるいはジグ備え付けのトリプルフックなどは使わないでください。 明らかにフッキングが悪かったりバレやすかったりします。

タチウオジギング用のフックは、シングル、ダブル、トリプル(3本のいかりバリ)、クワドラプル(4本のいかりバリ)とハリの数で4種類あります。 シングルは比較的バレにくく、スレ掛かりも比較的しにくいという一方で、渋い時はハリ掛かりしにくい事もあります。 ハリが多いフックほどハリ掛かりする可能性は高まりますが、バレる可能性もスレ掛かりの可能性も高まります。

タチウオジギング用フックの写真画像

バレが多い方は試しにこれをリアフックに使ってみてください。オーナーばりのTFW-3です。 私が使ってみて効果を実感しています。

小さいフックはバレやすいです。購入したジグに小さいトリプルフックが標準でついていたとしてもそれを使ってはいけません。面倒臭がらずにタチウオジギング用フックに取り替えましょう。

青物ジギング用のフックは太すぎたりカエシが大きくてタチウオには向きません。タチウオ専用のフックがいいです。 タチウオ用のフックは細軸でカエシのないものが多くこれは貫通しやすいです。またサイズが大きいものが多くバレにくくなっています。

タチウオジギング用フックでも大きさが選択できるのであれば大きめを推奨します。小さいものはバレやすいです。

その他に必要なもの

ヘッドライト

ポイントに着くまでの道中、または釣行中も安全上の理由でライトをまめに消します。なのでお手数ですがヘッドライトをご用意ください。チェストライトでもOKです。

魚バサミ

タチウオの鋭い歯で手を切られないように魚バサミでタチウオをつかむようにした方が安全です。

プライヤー

これも安全のためにフックを外す時はプライヤーを使ってください。できるだけ先の長いものがいいです。

太刀魚ジギングの釣り方

ジグの投入

船長の合図があったらすぐに投入してください。反応の規模が小さい時などは素早く投入することが勝負の分かれ目になることもあります。

まだ暗い時間帯や表層に強い濁りがあるような日は、ほんの水面直下でも食ってきます。ジグを落とした瞬間から注意してください。特にフォール(落としていく時)のアタリを意識してください。

ジグを投入する落としていくときも食ってくるので、アタリがわかるように、わずかに指でブレーキをかけて、 糸ふけがでないようにして落とすといいです。これを怠るとジグをロストする確率が非常に高まります。 慣れない人はリールのブレーキを強めに設定しておけば、指で押さえなくても糸ふけが出ないようにできますよ。

ジグを操作して探る

ジギングもタナ指示があればその範囲を、指示がなければ底から上へ探っていきます。

アクションのパターンは、こんなものがあります。

活性が低い時は、食わせの間をとったり、ジグの動きが速すぎたり大きすぎたりしないようにソフトに(竿が硬い時は竿先を下に向けたまま軽くしゃくるといいです)、 リールの巻きもあまり速くならないようにした方がいいようです。

初心者の方はジグが泳いでいなくて釣れない事が多いです。しゃくりが優しすぎてジグをまっすぐ持ち上げてるだけになってるんです。 青物を釣る時のようなしゃくりは動かし過ぎで確かによくないのですが、ただ持ち上げるだけではこれまたよくありません。 それを判断する一つの基準があります。しゃくり上げるわずかな時間とその後竿を下げるわずかな時間を比較してみてください。 しゃくりあげる時間が竿を下げる時間より長い方は、ジグが泳いでいない可能性が高いです。 同じかもしくはしゃくり上げる時間の方が短くなるくらいまでしゃくるスピードを上げてみてください。 釣れてる人の釣り方をよく見て加減を確認してください。

タチウオという魚は青物のような遊泳力はないのである程度食いやすくなるように意識してやる必要があります。 でもあまり鈍臭い(笑)動きだと見切られて食う気そのものを失ってしまいます。その中間を状況に合わせて探っていく感じです。

太刀魚のアタリと引き

太刀魚のアタリは明確に手元に感じられます。アタリがあったら即アワセを入れます。ただし深い水深を攻めている時は少しアタリがわかりにくかも知れません。 しゃくり時のジグの重さが通常より重くなったり軽くなったりしたらそれがアタリなのでやはり即アワセてください。

太刀魚はヒットすると垂直姿勢のままで後ろにバックして引き込んだり、逆に上に向かって泳いだりします。 アワセた後は基本的にずっと巻き続けましょう。引き込んでいる時でも竿でためつつゆっくりでも巻いていた方が引き込みが収まった時にテンションが緩まなくていいと思います。

逆に軽くなったら大急ぎで巻いてください。バレたのではなく上に向かって泳いでいる可能性があります。ここで緩むとホントにバレるので急いでください。 この点に関しては電動リールを使っているととても楽です。

太刀魚の取り込み

タチウオの取り込みはリーダーを手で持って船上に抜きあげるのが基本です。竿で抜き上げるとバレた時に外れたジグが飛んで危ないので禁止です。

リールを巻き終えたら竿のベリー(中間部分)を片手でつかみます。 で、竿先を自分の方へ引き寄せて、リーダーのなるべく下をつかんで抜き上げます。

抜き上げる時ですが、あまりリールを巻きすぎないでください。巻き終えた時にまだジグが水中にある位なら、 ジグが外れても飛んできません。 逆にタチウオが水面から出ているようなら竿にタチウオの重みがかかっているので、それは間違った危険なやり方です。

もし何かの理由でどうしても竿で抜きあげなければいけない場合は次のことに注意してください。 ①トイレに行くような人が近くに近づいていないか気をつける。②ジグは竿先近く50cm程度まで巻き上げ、もし突然ジグが外れても大きく飛ばないようにする。 ③隣の人から十分な距離をとった場所に抜きあげる。最悪魚はバレてもいいですが、人や自分が怪我をしないように十分注意してください。

釣れた後、魚からフックを外したり、クーラーに入れたりする時にフィッシュホルダー(魚ばさみ)があると安全です。 タチウオの歯は怖いですからね。

いかにしてタチウオのバレを防ぐか

タチウオはですね。まあ~水面でポチャンなんて日常茶飯事なんですよ。これはホントもったいないです。それでもバラシが少ない人っているので、工夫の余地はあります。

まずアワセを入れてからは、船内に取り込むまで絶対にテンションを緩めないこと。これ、一番大事です。ポンピングはしない方がいいでしょう。

魚の頭が水面から出た状態が数秒も続くと頭を振ってバレます。とにかく巻き終えたら直ちに抜き上げること。 この一瞬の間が生死を分けます(笑)

シングルかダブルのフックで、サイズは大きめに。

当たらなくなってきた時の対処

大抵はマヅメ時がゴールデンタイムとなります。しかしこれを過ぎると上手い人とそうでない人の差が徐々に出来てきます。 マヅメ時に当たってたパターンが通用しなくなることも多いです。

こういう時多くの人は青物を狙うようなすごく速いピッチでジャークしたり、 逆にやや大きくゆったりしたフォール重視のジャークをやる事が多いですね。 極端にパターンを変えてみる戦略です。 ただいずれもヒットする事はありますが、ハマるということはあんまりないようです。

ここで少し、簡単に食わなくなってきた時の考え方の例についてご説明します。

ジャークか巻きか

ほとんどの人はまずワンピッチジャーク(1回巻く間に1回しゃくり)でやってると思います。 このジグの動きとはまったく違う新鮮な動きをジャーク(しゃくり)を使わずリールの『巻き』だけで与えてみます。 かなり速く巻いてもいいですし、速い方がいい事が多いです。時折食わせるためのポーズを一瞬(1秒程度)入れます。

「あげてください」という船長のアナウンスの後にヒットするようなら、 速めの巻きに反射的に食ってくる可能性があります。意図的に試してみるといいでしょう。

明るくなったらロングポーズはイマイチ

暗い内や高活性のマヅメ時は数秒の長めのポーズにも当たってくるんです。 でも明るくなると厳しいことが多いですね。

ジグの色を変える

時間帯によってヒットカラーが変わることもあります。 色を変えるだけならとても簡単なので試してみるといいと思います。

系統の違うアクションのジグに変える

ジグはそれぞれ水中でこういうアクションをさせたいという設計に基づいて作られています。 ジャークで軽く横を向くジグ、横を向いたまましばらく横に泳ぐジグ、ジャークしてもまったく姿勢が変わらないジグなど、 色々あります。大抵はジグのパッケージにこういう動きをするとか、こういう使い方をして欲しいとか書いてあります。 それまでと違うアクションのジグを使う事で当たりやすくなる可能性は十分あります。

チューニングする

一口にワンピッチと言ってもやり方次第でバリエーションをつけることができます。 極端に変えるんじゃなくて”ちょっとづつ変えてみる”とちょうどいいレベルがつかめるかも知れません。

例えばジャークのテンポを速めると、ジグは上へと上がっていくスピードが上がりますし、 ジグが水中で静止(あるいはフォール)する一瞬の時間もより短くなります。 タチウオにとっては少し食いにくくなるわけですが、逆に見切る余裕を与えずに反射的に食わせられるかも知れません。

テンポを変えずにジャークの幅だけを変えると…例えば幅を大きくしてみるとジグの動きが激しくなります。 アピールは強くなるでしょう。逆に動きすぎるジグを嫌がるようなら幅を小さくした方がいいかも知れません。

ポーズを入れるならその長さも変えてみると面白いです。そしてポーズそのものだけでなくポーズの直前の動きも変えてみたらいいです。 ポーズは食うチャンスを与えるものですが、その前に追わせなければいけません。 巻きを速めて追わせるか、巻き遅めでジャークのテンポだけ速めて追わせるか、その時のパターンを探ってみても面白いです。

ジグのサイズを少し落としてみる

ほんの小さなイワシがベイトになってる事が多いので、ジグを少し小さくしてみるのも手です。

少し軽いジグを使う事でベイトの大きさに近づけたり、食いやすくします。 ただオマツリのリスクは高まりますのでその点は注意が必要です。

重さを変えなくても形状の違うジグを使う事でシルエットを小さくすることができます。 例えば団長ジグなんかはハンコのような形なので同じ重さでも扁平のジグよりシルエットが小さく見えます。 また同じ重さでも幅が広くて長さが短かったり、あるいは細長かったり、形状によってシルエットが違うので、 変えてみることで食いが変わるかも知れません。

太刀魚テンヤ釣りについて

テンヤでの釣りもOKです。テンヤ専門の方もおられますし、ジギングやテンビン釣りプラステンヤという方もおられます。 座席はミヨシ側の餌釣りとトモ側のジギングの間に入っていただいています。

あるお客さんはテンビン釣りから始めてテンヤもやり始めたのですが、「テンビン釣りが好きな人はテンヤもハマるよ」と言ってました。 テンヤもゲーム性が高いんですね。ジギングからテンヤに入った方もおられます。型がいいのが出やすいという理由でした。

テンヤの釣り方に関しても今後追記していく予定です。

手持ちで常に誘ってかけていく釣りなので、短めの73調子位の竿がいいです。

道糸は基本2号。ただしジギングをやっていてテンヤもやるという方もおられるのでそういう場合は1号も可です。 200m位必要です。手巻きリールでも全然大丈夫ですが、深い水深を狙うような時は電動リールが楽です。

テンヤの号数ですがPE2号の方は150g位(40号位)を目処にしてください。 (PE1号の方は100g位(25~30号位)を目処にしてください。) できれば潮の具合で重さを変えられるようにご用意いただけるとベターです。

ハリの長さ(軸、シャンクの部分)が短いものの方が乗りやすいことがあります。 各社早掛けモデルとして発売されていますので、状況により選択できるようにしておいた方がいいです。 ただハリ自体が小さいとバレやすくなりますのでご注意ください。

餌は丸のイワシを使う方が多く、サンマ切り身やコノシロ切り身の他、ハタハタで釣る方もおられます。 ちょっと勿体ないようですがサンマの尾側半分を贅沢に使う方も過去におられました。 いずれも丁寧にズレないようにしっかり取り付けてください。 切り身を使う場合、ワイヤーで巻かないヒラヒラする部分(尾っぽに相当)を必ず作るようにしてください。

使ってる人が多いのはダイワの快適船タチウオテンヤ。 お客さんのお話を伺っていると、ジャッカルのアンチョビドラゴンテンヤはエサ付けしやすいそうです。

シマノのゲキハヤはバリバリ釣れる時は手返しがよくていいけど、そうでない時は乗りにくいという話を複数のお客さんから聞いています。 状況で使い分けた方がいいかも知れません。

事故防止のため、ジギングと同じくテンヤでもタチウオは竿で抜き上げず、リーダーを手に持って抜き上げてください。 詳しくは上記の『太刀魚の取り込み』をご覧ください。

太刀魚テンビン釣りの仕掛け・道具

太刀魚テンビン釣りの竿・リール

竿は専用竿やアジビシ竿、30~50号位の汎用竿など。大体どんな竿でも使えます。 穂先が柔らかい方が食い込みがいいです。短い方がしゃくりやすいです。

マダイ用の胴調子の竿も使えます。実際使っている方も多いです。 ただ、長くて柔らかいのでしゃくりがやりにくいですし重くて疲れやすい面はあります。 でも食い込みがいいので、マダイ竿の場合は置き竿電動タダ巻き釣法の方が適しているかも知れません。

リールは手巻きでもいいですが、かかった時に電動で速めに巻いた方がばれにくいのと、取り込みの時に手巻きだとハリスが緩みやすいのと、たまに深いタナを攻める事があるので、電動の方がいいです。 道糸は3~4号位を150m以上。暗い時間帯は水深カウンタがついてると便利です。

この釣りはライトタックル(LT)の方が断然楽しいです。 またライトタックルの方がオモリによるプレッシャーが少ないためか釣れやすいと感じています。

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太刀魚テンビン釣りの仕掛け

オモリ80号(ライトタックルは40号)

仕掛け自作される方は下図を参考にして下さい。

タチウオ仕掛け図

天秤はマダイに使うような大きなものでなくやや小型のものをご用意ください。大きい天秤は魚をスレさせるようです。また柔らかめの方が食い込みがいいと思います。両天秤はゴツすぎて魚をスレさせるように思われるので使わないでください。小型の片天秤でお願いします。

クッションゴムは不要です。

ハリは小さいとばれやすいのでワームフックなら通常1/0~2/0位。 但し渋い時は小さめも試してみる価値あり。

2本バリの場合、上バリに食ってきたタチウオがメインラインも一緒に噛んでしまう事があるので、 まめにハリスの傷みをチェックして下さい。 傷んだ部分が少しなら、その部分を切ってまたつないでしまえば使えます。

また、渋い時は1本バリの方が当ることが多いです。

暗い内は水中ライト・ケミホタル、タコベイトが効果ありますが、 明るくなり始めたら食い悪い事も多いです。ワイヤーも同様。 チモトのパイプもあまり長くしない方がいいです。シンプルな仕掛けの方が釣れ続きやすい傾向を感じます。

市販の仕掛けではダイワのD-MAXが実績あります。 これはハリにハリスが付いただけ(1本バリ)の製品と、2本バリの仕掛けとして完成された製品とあるので、間違えないようにしてください。

その他にヘッドライトをご用意下さい。安全上の理由でまめにライトを消します。

太刀魚テンビン釣りの餌

エサはサンマ、サバ、コノシロなど幅1~1.5cm長さ7~8cm。食いのいい時はほんの数cmでも可。 できればスーパーで生の丸々一匹のものを買ってきて船上で自分で切った方が食いがよいです。 サンマなら4~5匹あれば足ります。基本的に皮がヒラヒラするように薄めに(サンマは身が柔らかいので普通に)。 水中で回転しないように形はきれいに、そして抵抗を減らすため角を落としておくといいです。 餌は日に当てたり、雨に晒したりしないように、タッパーなどに入れておきましょう。

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水中で餌が回転しないよう中心にまっすぐに、縫うように2回ハリを刺します。 渋い時はチョンがけもいいです。 なかなかハリがかりさせられない時は逆に3回刺してもいいです。いずれにしても皮側にハリ先が出るように刺すのが基本です。

『水中で餌が回転しないように』というポイントはとても重要です。仕掛けの投入時や巻き上げ時にチェックしてみたらいいです。

サバよりサンマがいい事よくあります。他に豆アジ、ホタルイカも使えます。

因みにソフトルアーでも釣れますよ。ただししばらく釣ってるとボロボロになって使えなくなる事が多いですが…。 お使いになるならハリの大きさにちょうどマッチするようなサイズを選びましょう。大きすぎても小さすぎてもいけません。

太刀魚テンビン釣りの釣り方

餌付け

ハリに餌をつけます。身エサの場合は、縫い刺しかチョンがけにして下さい。 餌がなるべくヒラヒラするように、餌の厚さは薄めがオススメ。 皮の白い部分と黒い部分がありますが、どちらかが食いつきがいい事があるのでハリに刺す方向も試してみるといいです。 船長が魚探で反応を見つけて「すぐに入れて!」という事があるので、餌は事前に早めに付けて準備万端にしておいてください。

探る範囲

何mから何mまでという範囲でタナ指示があるので、それに従って下さい。 ほんの水面近くで食うこともあるので注意して下さい。

しゃくりながら上へと探っていく

オモリがタナ底あるいは海底に着いたら、しゃくりながら上へと探っていきます。 しゃくるスピードやしゃくり幅、食わせるための間はその日の状況にあったやり方を探ります。 しゃくるスピードは、ほんのゆっくり(イメージはヤリイカ釣り)がいい時もあれば、 ウイリーやジギングのような速めの方がいい事もあります。

1回しゃくる度にリールのハンドル半回転~1回転位の巻きスピードが基本です。釣れるタナが絞れている時や渋い時は1回のしゃくりでリール1/4回転とかがいいこともあります。

暗い時間帯からマヅメ時にかけては、 1回しゃくりにリールのハンドル半回転位(ハーフピッチと言う)のややゆっくりな巻きの人が当たりやすい事が多いです。 ただし、食いタナがハッキリしていない時はこれだとタナを探るスピードが遅いので不利になる事もありますので、 あくまでも状況を見て判断してください。 電動の超スロー巻きをしながら手持ちでチョコンチョコンと軽くしゃくる事によって同じような餌の動きを演出することも可能ですが、 アタリ方次第で臨機応変に変化をつけられるのが手巻きのいいところです。

明るくなってからは、そのままハーフピッチで釣れ続くこともあれば、ワンピッチなどやや速めの方がいい事もあります。 またしゃくりではなく、1m速巻きと1秒ポーズの繰り返しで当たる事もあります。

電動タダ巻き釣法

置き竿で電動リールのただ巻きをするやり方もあります(この場合はマダイ用の胴調子の柔らかい竿が乗りがいいようです)。 巻き上げスピードはその時の状況次第です。超スローがいい時もあれば、比較的速めの巻上げがいいこともあります。 平均的に見て、この釣り方よりも手持ちでしゃくった方が釣れています。あまりこのやり方に固執しないで色々試してください。

アタリが出てからの駆け引き

アタリはコツコツやグーッというはっきりしたものだけでなく、モヤッというもたれ程度の事もあります。合わせるタイミングが難しいのですが、グーッという重みが出たらしっかり乗った合図です。 その合図があったら、竿を立てて合わせリールを巻きます。グーッと持って行かなくても、コツコツし続けているようなら、合わせてみてもいいかも知れません。

アタリだけでなかなか乗らないという事も頻繁にあります。(それを乗せるのがまた楽しいんですが) そんな時は、それまでのペースを崩さずに上へ誘い続けて乗るのを待つか、 もしくは当ったらすぐにそこでストップして、以下の例のように色々試してみましょう。

巻き上げと取り込み

手で速めに巻いてもいいですし、それよりも電動で速めに巻き上げる方がばれにくいです。 電動巻きのスピードはゆっくりだとばれやすいので中速以上にしてください。

かかって巻き上げてくる時に急に軽くなる事があります。バレて軽くなる事もありますが、 上へ泳いできて軽くなる事もあるので、軽くなったらスピードを上げて巻いて下さい。 巻くのをやめて道糸がゆるむとホントにばれてしまいます。

取り込みはハリスを持って船の中に抜き上げます。水面でバレる事が多いので、 急いでスムーズに取り込みましょう。ばれやすいのは①電動巻上げが止まってからテンビンをつかむまで、 ②テンビンをつかんでからハリスを手繰り始めるまで。とにかく上へ上へと引き上げる動作を止めないようにしてください。参考になる動画がありますのでよろしければご覧ください。10分40秒位からのシーンです。

上記の『①電動巻上げが止まってからテンビンをつかむまで』に関しては、リールが巻き終わる前に竿をキーパーにセットしてしまう事をオススメします。 電動巻きであっても手巻きであってもです。巻き終えてからキーパーにセットするのでは、どうしても仕掛けのテンションがゆるんでバレやすくなります。

鋭い歯を持っているため、ハリを外す時など十分気をつけてください。 手を噛もうと首をひねる事があるので、エラブタの部分をしっかりつまみます。 犬歯にあたる部分が顔の両側に若干突き出ているため、手が滑るとそれに触れてスパッと切れてしまいます。 しっかりつまむようにしてください。魚バサミがあると非常に便利・安全ですよ。

時々天秤の上の部分の道糸もしくはリーダーが傷んでいないかチェックしてください。ジギングほどではありませんがたまにそこを噛まれて 天秤ごと仕掛けをロストしてしまうことがあります。

初心者の方に知っておいていただきたいポイント

餌さえついていれば食うというものではない

餌釣りであっても餌がついてさえいれば食うというものではありません。一定のタナに置き竿にしたりせずに、付け餌を動かして誘いながら、タナも探ってやった方が当ります。

取り込みはスムーズかつ強引に

結構ばれやすいので、リールを巻き終わったら素早くハリスをたぐって取り込んで下さい。ハリスをたるませる事がないように常に上へ上への動きを止めないようにします。

仕掛けがテンビンや道糸に絡む時

仕掛けがテンビンや道糸に絡んでしまう事がよくあります。注意すべき時は、仕掛けをタナに落としてから巻き上げ始める時と、仕掛けを巻き上げ終わってまた落とし直す時です。 必ず数秒間待ちを入れて仕掛けが潮に乗るのを待ってからにするといいです。

同じ釣り方でずっと釣れるとは限らない

餌釣りもジギングもそうですが、一日の中でも釣れるパターンが変わったりします。当っていたのに当らなくなったりしたら、攻め方を変えてみましょう。 餌釣りならしゃくり方、仕掛け、餌など、ジギングならしゃくり方、ジグなどを変えてみましょう。

アタリはタチウオがかかった合図ではない

例えばアジ釣りなんかだとアタリがあったらそれはアジがかかった事を意味します。 ところがタチウオはアタリがあってもイコールかかったという意味ではないのです。 当たった途端に合わせたり巻き始めても空振りに終わることが多いです。 一瞬噛んだだけなんですね。その噛んだ場所が付け餌の下端であればどんなに素早く合わせようが乗るはずはありません。 タチウオの場合は当たったその後に食い込ませるための作業が必要になります。 詳しくは上記の記事をご覧ください。

太刀魚の血抜き

やらなければならないという事はありませんが、やはりやった方がベターではあります。

他の魚同様に背骨の下(腹側)に太い血管が通っているので、 ほとんどのお客さんはエラブタ辺りにハサミを入れて背骨をパチンと切って血抜きしていますね。

サバ折りにしてもいいのですが、歯が危険ですからね。ハサミを使うのが無難だと思います。

どういうやり方であっても、噛まれないようにしっかり太刀魚を抑えて(できればフィッシュグリップで)やってくださいね。

太刀魚釣りの動画(ジギング、テンヤ、テンビンそれぞれあり)

まず最初は全部で13分程度の動画です。大体9分位を境にそれより前がジギングシーン、後がテンビン釣りシーンです。どんな風に誘って食わせているかご覧ください。

こちらテンビン釣りのシーンを収めています。

こちらはジギングの様子です。

こちらはテンヤでの釣りの様子です。

これもテンヤです。初心者の方が挑戦しています。

太刀魚の魚探反応

太刀魚の魚探での反応の映り方のご説明は下記の記事をご覧ください。

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美味しくいただく

美味しさは個人の好みによるので一概に言えませんが、根魚は基本的に数日寝かせてから食べた方が旨味が増して美味しいと思います。

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