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ソウハチ釣りの魅力と概要
ソウハチはあまり名前が知られていませんが脂の乗った美味なカレイの一種です。干物や塩焼き、唐揚げ、餡かけなどで美味しくいただけます。
時期は7月~8月。基本的にオニカサゴ釣り、マダラ釣りとのリレーになります。
マダラやミズダコが外道でかかる事もあります。
ソウハチ釣りの仕掛け・道具
竿は150号まで乗せられる73調子の竿。この仕様の竿をお持ちでない方は船長にご相談ください。お貸しできるかも知れません。
電動リールをご用意ください。水深200m超までやりますので道糸は4号250mほしいです。
オモリは150号をご用意ください。
仕掛けは基本的に天秤フカセとなります。フカセ仕掛けのみご準備いただければ結構です。 2.5m程度、幹糸8号程度、エダス6号15cm程度、エダ間50cm程度、4本バリ程度、ムツ針14~16号。夜光ビーズ有効。市販のソウハチ用胴付き仕掛けを切って使うこともできます。
餌はサンマかサバ。オニカサゴより少し小さめに、7mm✕5cm位。イカ短はあんまり食わないですね。
ソウハチの釣り方
仕掛けを下ろします。着底したらハリス長分かそれ以上、底を切ります。二枚潮の時などは道糸が立つまでしばらく底が切れません。 オマツリを防ぐため、完全に底が切れてから釣りを開始してください。
底が切れたら、いい時はそこで置き竿にするだけですぐにアタリが出ます。但し、オモリが底に当たったらすぐにまたハリス長以上分底を切り直してください。 オモリが底についたままにしておくと、潮上の人とオマツリしやすいですし、そもそも底についてるエサには当たらないようです。
置き竿でアタリがない場合は誘いをかけます。 一番下で底ベタ~一番上でハリス長+2m位までの間を、落としこんだり、誘い上げたり、一時的に止めてみたりして誘ってみてください。
ソウハチはいい時は魚探に反応が映ります。大抵は底から5m以内です。
お天気がよく暑い日はかなり浮くこともあります。底から15m上まで反応が出ることもあります。 もし魚探に出るようなら船長がアナウンスしますし、お天気いいのに当たらないなら5mより上、10m上とかを探ってみてもいいかも知れません。
アタリがあったらゆっくり聞き合わせて、ややゆっくりめの中速で巻き上げてください。 追い食いを狙いすぎるとバレるし仕掛けも絡みます。せいぜい10秒ほど待つ位でいいと思います。 ほとんど追い食い待ちをしなくてもいい時はズラズラついてきますよ。
水面でバレることが多いので上への動きを止めないようにスムーズに取り込んでください。
まれに大きいミズダコがかかる事もあります。根掛かりのようですが、引っ張ると相当に重いですが持ち上がります。欲しい方はドラグを緩めてゆっくり巻いてください。
ソウハチ釣りの動画
こちらの動画はオニカサゴとのリレーの様子。最後の方でソウハチ釣りの模様が見られます。