このページの目次
- マダイの食べ方あれこれ
- 乗っ込みのマダイを美味しく
- マダイの食べ方 お客様からの情報編(別ページにとびます)
- 乗っ込みのマダイを釣っていかれたお客さんからのメッセージ(別ページにとびます)
- 特に美味しい3~4月頃にマダイを釣っていかれたお客さんからのメッセージ(別ページにとびます)
- マダイのアラ、白子・真子・肝の写真
- マダイの鳴門骨
- 外道も美味しくいただく
マダイの食べ方あれこれ
マダイを初めて食べるなら
船長は鯛飯とアラ汁(味噌汁)をまずはおすすめします。 お刺身も悪くないですが、火を通した料理の方が私は好きです。
因みに鯛めしでは、骨はキレイに完全に取り去ってくださいね。 マダイの骨は硬いですからお子さんなど喉にささると大変ですからね。
お客さんが作った料理をご覧ください。『鯛めし』
お客さんが作った料理をご覧ください。『フライパン鯛めし』
あと、タイの出汁の旨さを知っていただきたいために、シンプルに味噌汁を作ってみて下さい。 頭は半分に割って、背骨、腹骨をすいた部分、カマの部分などを使います。 あとはネギだけ。大根も入れてもいいです。
あと他にお客さんに人気なのがアクアパッツァですね。 美味しくて栄養があって華もあって、マダイを釣った記念のご馳走としてはいいかも。
マダイのさばき方は下記の動画を参考にしてみてください。
その他のおすすめ料理
お刺身(是非湯引きや炙りで)、しゃぶしゃぶ、塩焼き、生姜焼き、 塩釜などが定番です。昆布締め、西京焼、 雑炊、魚すき(すきやき)、鯛みそ、でんぶ、鯛そうめん、骨蒸し、カルパッチョ、 松笠揚げ、酒蒸し、アクアパッツァ、 生ハム、りゅうきゅう、六宝、 冷しゃぶ、押し寿司、ウロコチップス、 マース煮、朴葉味噌焼き、セビチェ、アヒージョ、皮せんべい、南蛮漬け、 骨酒等々。
お客さんが作った料理をご覧ください。『マダイのお刺身、湯引き』
小型のものは開いて干物にしても美味しいですよ。ちょっと長めに漬けて塩を効かせるととてもいいおつまみです。 船上干しも美味しいですよ。
内臓や真子・白子は酒盗(塩辛)にしていただくこともできます。
美味しさは個人の好みによるので一概に言えませんが、基本的に数日寝かせてから食べた方が旨味が増して美味しいと思います。
鯛めしにも色々ある
一口に鯛めしと言っても色んなやり方があります。鯛をご飯と一緒に炊くのは共通としても、その他は人によって以下のような違いがあるんです。
- 炊く前に予め鯛を焼くかどうか、あるいは湯霜をするかどうか
- 鯛の身だけを使うか、頭なども丸ごと使うか
- 炊く前に鯛をタレに漬けるかどうか
- 炊く時に鯛の出汁を使うかどうか
鯛めしのレシピを調べるとホントに色んな種類のレシピが出てきます。味の好みにもよりますし、比較的失敗しにくい方法だったり、 手間がかからない方法だったり、それぞれ一長一短があるので、お好みで選んでいただくしかないでしょう。
初めて鯛めしを作るなら、気にせずシンプルなやり方が失敗しにくくていいと思いますよ。 3枚におろした身を少し焼いてからお米と調味料と一緒に炊きます。それでも十分美味しくできます。
そして、炊き込みの鯛めしとはまったく違う鯛めしもあります。それが愛媛の宇和島の郷土料理である鯛めしです。 これはそもそも鯛を火に通しません。刺し身にした鯛を生卵を絡めたタレに漬けて、ご飯にそれを乗せタレをかけ回していただくというものです。 これもまた美味しい鯛めしです。『宇和島 鯛めし』で検索すればレシピも沢山出てきます。お試しください。
因みにネットで見つけたのですが、 こんな鯛めしもあります。 美味しそうですね。
お客さんが作った料理もご覧ください。『ウエカツ流鯛めし試してみました』
(ウエカツ流鯛飯(=焼いたアラだけで米を炊き、炊けたら小さく切った皮付きの身をのせ薄口醤油一回しでしばし蒸す)トライしました、これはイケます(!)
マダイのウロコをキレイに落とすには
アラ汁やアラ煮などでウロコが残ってたりするとちょっと冷めてしまいますよね。できるだけウロコはキレイに取りたいものです。
特に残りやすい場所は、次の3ヶ所。ウロコ落としだけだと細かいところが取りにくいので包丁も使うといいです。
- カマの喉元の部分。エラ蓋に隠れたところにウロコが残るんです。
- 顔の部分。顔にもウロコがあるんですよ。
- ヒレの周り。細かいところはウロコ取りが届きにくいのです。特に胸ビレ、腹ビレは要注意。
完璧に取るなら『湯通し』は必須です。湯通しするとウロコが立って目立つし取りやすくなりますよ。
乗っ込みのマダイを美味しく
上越地方で釣れるマダイは一番美味しい時期が2~4月位です。 残念ながら乗っ込み時期になると食味はだいぶ落ちます。 しかも大型になればなるほど…。
それでも悪い味になるわけではなくて、旨味や脂がだいぶ少なくなるという事なので、 料理で工夫すればもちろん美味しくいただく事ができます。
生で食べたいなら、カルパッチョ、なめろう、 りゅうきゅう、昆布締めなどいかがでしょうか。
火を通すなら、鯛めし、天ぷら、唐揚げ、魚すき(すきやき)、 アヒージョ、 アクアパッツァ、ソテーなどいかがでしょうか。
もちろん、産卵時期ですから真子・白子もその時期ならではの味として楽しんでいただけます。
マダイの食べ方 お客様からの情報編
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乗っ込みのマダイを釣っていかれたお客さんからのメッセージ
特に美味しい3~4月頃にマダイを釣っていかれたお客さんからのメッセージ
マダイのアラ、白子・真子・肝の写真
ご参考までにアラ汁の素材です。
マダイの頭を左右半分に割るのは難しそうですが意外とできますよ。まず頭を体から切り離してください。 そしてまな板の上にマダイの口を上にして頭を立てます。おでこの方をこちら側、喉の方を向こう側にします。 まず上顎の方を割ります。包丁の先の刃の部分を上顎の前歯のちょうど真ん中にあてます。そして包丁の背を強く叩きます。 そうするとそこに元々切れ目があったかのようにキレイに割れます。 下顎の方は上顎ほど固くないのでその後でゆっくり切ってください。 くれぐれも怪我をしないように気をつけてやってくださいね。
マダイの口の中に3cm前後の白いダンゴムシ(というより王蟲。笑)のような形をした虫がいることがあります。タイノエと言います。これは割りとよく見ます。 食べようと思えば食べられるみたいですが、あえて食べようと言う人はいないでしょうから取り除いてください。取り除くだけで他に特に問題もありませんのでご心配なく。
初心者の方は、どれが白子でどれが肝とかわからないかも知れませんね。下の写真を参考にしてください。
真子は内部に細かい砂粒のような卵が詰まってるのでわかりやすいと思います。
この写真の肝はちょっと赤みが強い色になっていますね。モノによって色合いが違うのですが、本来はクリーム色か肌色、もしくはピンクのような感じです。肝の表面には少々血管が走っています。白子は透明感のある水っぽい感じの白です。
マダイの鳴門骨
”鳴門骨”ってご存知ですか?釣れたマダイの尻ビレと背骨の間辺りの骨にコブができていることがあります。 さばいてみないとわかりません。
名前の通り鳴門海峡周辺の海流の速い海域によく見られるようで、 急流の中を泳ぐために骨折しそれが治癒するたびにその部分が盛り上がってコブになると言われているそうですが、 科学的な根拠があるのかどうかはわかりません。
能生近辺でもたまに釣れるのですが、 これが高確率で非常に美味です。もしさばいてみてコブがあればお刺身で楽しんでいただけると思います。
以下はお客様からいただいた情報です。
(船長注:10月初めに乗船されたお客様です)この前の3キロのマダイですがハラを出すとき、 この時期にしては手がギットリするほどの脂の付きだったんです😲 それを卸したところ鳴門骨があり刺し身とアラ汁がとっても旨かったです😋 残りの身は昆布締めとしゃぶしゃぶで楽しもうと思っています🤤やっぱりマダイは釣って良し、食べてなお良しですね
(船長注:11月に乗船されて4.7kgを上げたお客様です。) 本来味がイマイチなはずの大鯛なのに脂が乗り身が締まって旨い筈ですネッ✌️ 出汁を採った後のアラを肴に飲んでいたら🍶立派な鳴門骨が現れました🐟
(船長注:1月に乗船されて2kgを上げたお客様です。) 昨日の2キロのマダイ見事な鳴門骨が出てきました! 今晩炙り刺しで頂きます!
外道も美味しくいただく
マダイ釣りで釣れる外道も、イナダ/ワラサ、 ヒラマサ、カンパチ、 クロソイ、ウマヅラ、 ハナダイ、アジ、メダイ、 サワラ、メジナ、 クロダイ、イシダイ、 メバル、チカメキントキ、 カンダイ、イサキ、 エボダイなどなど美味しい魚が多いです。是非色んな料理で味わっていただきたいと思います。